FC2ブログ

短歌における至高のアマチュアリズム

短歌という文芸にプロとアマとの境界線を設けたのは何者か。線を濃くする動きに邁進する勢力とは何者か。

至高のアマチュアリズムは尽きせぬ享楽を水平に移動する。プロフェッショナルであるところの専門家は垂直的に心を専らにする。
アマチュアリズムにおける専心は脆いがゆえに自由だ。

在野へと解放された近代短歌から結社は生まれ、その結社が権威的になるにつれ、それは公としての国家のように屹立するようになる。
中央歌壇に認められないものは無名者と呼ばれ、投稿歌人は一段低いものとみなされた。

だが、若冲を見よ、ダーガーを見よ、ロートレアモンを見よ、山頭火を見よ、良寛を見よ、至高のアマチュアリズムこそ今のわたくしは強く欲する。

投稿歌人、新聞歌人、アマチュア歌人、結構! 上等!

インターネットの世界においてもなお父性的権威の笠を着る中央歌壇の価値とは如何に。

後進の教育、啓蒙、文化の保存と拡散、おおいに結構。それらの営為は尊敬に値する。

だがしかし、時代は変わる。権威からはみ出るもの、すなわち本来的な在野の、アマチュアリズムの逆襲は始まろうとしている。


関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール

安西大樹(あんざいまさき)

Author:安西大樹(あんざいまさき)

ポチッとクリックお願いしますっ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR