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交尾



開裂したソレは
もはや怖いものしらずだった
しまいには彼自体を包含するに至り
上下左右進退窮まれり
という塩梅であった

(門を潜り抜けるときのあの威圧感)

乾燥すると二列に開裂する
空豆の豆果のような唇

しゃわ~と泡をふいて星ふたつ

しゃわ~と泡をふいて星ふたつ

木々は官僚的に彼を見つめ
風は格子状に張り付けられ
魂の鼻面が
雲のエレベーターに
削り取られる
この広野にて
交尾すべからず

しゃわ~と泡をふいて星ふたつ

しゃわ~と泡をふいて星ふたつ





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