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孤高の鬼才



尊師という名の偽預言者は言った
怒りを殺せと

孤高の鬼才という名の人間はこう言った
怒りを生かせと

孤高を通過し、さらなる高みの孤高に達した人は
己と他人との幸せを願う人のことを
【間抜けなる聖者】と呼ぶだろう

孤高への道は怒りを通過せねばならない

怒れ(だが、怒るものは二重に死ぬだろう)

怒れ(だが、怒るものは二重に生きるだろう)

バニヤンの樹の根本を注視せよ

ブッダはいるかもしれない
だが
孤高の鬼才としてのあなたは
そこにはいない

唯一滅びないもの
それは
孤高への道であって
孤高の鬼才としての人間ではない

怒れ(ブッダなど何処にもいないではないかと)

怒れ(ブッダなど何処にでもいるではないかと)

宗教における【法】とは
激流を渡る際の「泥船」に過ぎない

孤高への道に船は必要ない

怒り狂え
そして笑え

眼・耳・鼻・舌・身
これらを総動員し
煩悩放棄の旗印のもと決起せよ

生と死を
最も純粋な感情に
無数の宇宙を
孤高の雄叫びに
同化せしめ
高らかに鬼才である己を
言祝ぐのだ

それは殺されるものとして世界に認知されるべき
罰である

罰を受ける存在であれ
人間よ

道だけは常にある
かつてもいまもこれからも

怒り笑え

怒り狂え

【間抜けなる聖者】とならぬように

涅槃などないと知れ

あるのは孤高の光のみ

それは道として人間を待ち受けている

偽物の真理に
鏡を投げよ
現実の死角に潜んでいる
偽物の真理に
鏡を厳かに投げよ

そこは煩悩という名の深奥
多次元・多世界・そして無限小の
世界への入り口だ
何もかもが分裂し
本物の真理を粉々にする
巨大な穴だ

孤高の鬼才である人間よ
偽物の真理においては
鏡は三千世界の三千乗分にも増え
魂の重量ですら
己を見失うだろう

だが
孤高であり怒りに生きる者よ
死の宣告をあらかじめ与えられた鬼才よ
すべての鏡を無視せよ
それこそが真理への近道
幸せも不幸せもない

すべては生きた証のために

すべては死に逝く証のために

魂の重量に供物を捧げよ
その姿勢こそ
孤高への道を見誤らないための
真実の【法】である

人間よ孤高であれ
己にも他人にも
幸せを説くなかれ



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