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円・かなしさ・さびしさ


かなしくさびしい詩を読むときは
その詩をかいているひとのかなしさ・さびしさに親しむ。

それは自分がかなしくさびしいときだから。
もしくは自分よりももっとかなしくさびしいひとがいたんだと
姑息な安心をするためにかなしさ・さびしさに触れるのかもしれない。
自分よりかなしくさびしい奴がいる、
だから踏ん張ろう、
とはならないけれど。
ならなくていいけれど。
かなしさ・さびしさの円の大きさはちがうけれど、
核の部分は同じ。
中心は同じ。
同心円。

神がお戯れに、
親指の先についた一粒の鼻糞を人差し指の先から弾き飛ばしたら、
どこかの星のとある地点に原子爆弾のように落ちて爆発したときの
その「とある地点」。
それが同心円の核である。
かなしさ・さびしさ の中心である。

かなしくさびしい詩を読む夜は、
かなしさ・さびしさに親しむばかり。

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